「2013靖国不意打ち参拝」帰りの安倍ちゃんの言い訳コメントを取り上げつつ、
ツッコミを入れながら、話を膨らませていくシリーズの3回目、
今回のテーマは…と言いたいトコやけど、もう今回でこのシリーズはお終いにするべく
いろんなコトを書いたので、今回のテーマはいろいろたくさん…です
(最初に言うときますけど、今回のエントリーはめっちゃ長くなったので、例によって、
ヒマつぶししてるヒマなんかないぞ…というかたは、スルーして頂くのもよいかも知れません…)
では、安倍ちゃんの言い訳コメントの続きから…
(これ、誰のアイデアやねんやろな…? →絶対安倍ちゃんとちゃうで…)
安倍ちゃんがいきなり「鎮霊社」なるもんの説明を唐突に始めたのは
「ボクは靖国に『不戦の誓い』をしに行ったんや、A級戦犯に頭を下げに行ったんやない」…ということを
アピールする狙いがあるのがミエミエで、実はこの「(靖国で)不戦の誓い」ネタを
安倍ちゃんが披露すんのも初めてのような気がすんねんけど (→これも誰かのアイデアやろな…)
真剣に「不戦の誓い」とやらをしたいんやったら、
今でも、先の戦争を「自衛戦争」「アジア解放の戦い」と主張して何の反省もしてない靖国神社…
というよりも、戦争のときに「戦争遂行勢力の主要メンバー(=宗教的旗振り役)」を務めて
無謀な侵略戦争に若者を駆り出し、多くの犠牲者を出した靖国神社というところは
「不戦の誓い」に一番ふさわしくない場所やないのか? 安倍ちゃん…
(もう、言うてることとやってることが真逆…)
で、「鎮霊社」には、日本だけではなく世界中の戦死者が祀られてるから…と言うたら
なんか世界が靖国参拝を大目に見てくれる…とでも思たんかどうか知らんけど
そんな甘ったるい話がどこにあんねん!
(→まぁ、そんな甘ったるい話が通用すんのは、安倍ちゃんのとろけそうな頭の中だけやで…)
それにな、先の戦争をまったく反省してない靖国神社の境内に勝手に祀られても
世界各国の戦死者やその遺族はまったくうれしないで…
(…というか、「勝手に祀んな、ボケ!」…と、靖国神社に抗議したいところやないかな?)
※ちなみに、この「鎮霊社」というもんは、敗戦後20年も経った1965年に
当時の宮司の思いつきで突然つくられたもんで、なんと、2006年10月までは、
一般参拝もできなかった(…というか、させなかった)という極めて「アリバイ的施設」に過ぎず、
要するに、靖国神社の本質にはまったく関係のない、とってつけたような施設ですわ…)
「靖国神社参拝自体が 政治問題、外交問題 化している わけでありますが、そのなかにおいて…」
アンタが堂々と靖国神社に参ってるのは、いったいどういうつもりなん?
(これって、前フリとその後の内容がまったく繋がれへん話になってるやん…)
それにな、安倍ちゃん、
なんでアンタの1年の業務報告を靖国神社でせなあかんねん?
(アンタ、業務報告する場所と対象をまちごうてるんやないか?)
アンタの業務報告っていうたら、それは「総理大臣としての職務の報告」やろ
(そやかて、アンタ自身が「1年の安倍政権の歩みをご報告をし」…って言うてるもんな)
それは、明らかにアンタの「公的な職務の報告」ってことやねんから
こんなんどないしたって「総理大臣としての行為(=公式参拝)」になっとるやん
(これは開き直ってるのか、それとも、自分で自分の言うてる言葉の意味を
理解できてないかのどっちかやで… って、こんなんどっちにしてもアカンやろ…)
靖国神社が戦争犯罪人であるA級戦犯を祭神として祀ってるのは
もう世界が知ってる「事実」であって、そういう宗教施設に日本の政治リーダーが参ることが
対外的にどない受け止められるか…というのは、
人として最低限の想像力があったらわかりそうに思うねんけどなぁ…
何回も言うけど、靖国神社そのものが先の戦争を
「日本の自衛戦争」、「アジア解放の戦い」…なんてベラボウなことを主張してんねんから
そういう靖国神社にわざわざ参拝して、
A級戦犯を含めて「英霊」として崇め称える(=尊崇の念を表する)安倍ちゃんの姿は
もはや「誤解」のしようがないと思うねんけど、どこまでいっても「誤解」するほうが悪い…と
相手に責任転化するつもりやねんな…
いったい、どない理解したらええねんやろか… (というか、こんなん到底理解なんかでけへんで)
俺、この安倍ちゃんの言い分を聞いてると、
「人の気持ちを傷つける意図なんかない」と言い張ったら、こっちは悪くなくなる…という、
まことに自分に都合のいい屁理屈を展開して開き直ってるようにしか思われへんねんけど、
少なくとも、相手が嫌がることが事前にはっきりわかってることは避ける…というのが
国と国とのつきあい方…というか、人と人とのつきあい方の基本やないやろか…
(俺な、そういう基本中の基本をわかってへん安倍ちゃんたちがたびたび「道徳」を語るから、
もう呆れてんねん…)
で、安倍ちゃんは靖国神社に参拝してきた歴代の総理まで引き合いに出して
自分とおんなじ気持ちのはずや…と、かなり強引なこじつけをしてるけど
「オマエ、一人一人の気持ちを聞いてきたんかい!」
…と、俺は強烈にツッコむで
(これは、安倍ちゃんの取り巻きとなってる某作家の受け売りか…?)
そやからね、安倍ちゃん、
「母を残し、愛する 妻や子を残し、」て戦場にかり出された兵隊さんたちは
いったい何のために誰のせいで、「命を散らされた」のよ?
(アンタが参った靖国神社は、兵隊さんに戦場へ行くことを奨励・鼓舞した張本人やないか!)
そんでな、安倍ちゃん、
アンタが靖国神社に参るのと、世界の国のリーダーたちが戦死者を追悼することを
ごっちゃにしてしゃべるのはええ加減にやめてほしいねん
そやかて、世界の政治リーダーが自国の戦死者や他国の戦死者を追悼する場所ってどこなん?
それは、アメリカの「アーリントン墓地(の中の無名戦士の墓)」に代表される、
公的な無宗教の施設(墓地)やんか
(そんなん、アンタも日本の首相としてアーリントン墓地のなかにある無名戦士の墓に
献花に行ったことがあるからわかってるはずやん)
ほな、この前、アメリカから日本に来たケリー国務長官とヘーゲル国防長官が
日本軍の戦死者を追悼するために献花に訪れたんは、いったいどこやったん?
それは、靖国神社とちゃうやろ
そこは、国立無宗教の施設である「千鳥ケ淵戦没者墓苑」やったやん
俺、そこまで安倍ちゃんが強弁するんやったら、アメリカのケリーやヘーゲル、あるいは
来年の春に訪日すると言われてるオバマ大統領を靖国神社に連れていって
献花させてから言うて欲しいねん (→そんなん絶対無理やで!)
そやからね、安倍ちゃん、
今後は、日本の首相が靖国に参拝することは、世界各国のリーダーが
自国の戦死者を追悼することとおんなじや…なんていう、
とんでもないこじつけを披露すんのは、めっちゃ恥ずかしいからやめてね
(と同時に、安倍ちゃん以外の「公人が靖国神社に公式参拝して何が悪いねん派」のみなさんも
そういうアホみたいなことを言うのはやめてね…)
ここで、俺から安倍ちゃんに一言…
(わかったかな? 安倍ちゃん…)
安倍ちゃんの靖国参拝の話に、いったいどんな結びつきがあんのか、俺、ようわからんねん
(俺、「それはそれ、これはこれ…」やと思うで)
安倍ちゃんがホンマに「謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって」るんやったら
少なくとも相手(→中国や韓国、北朝鮮)に「安倍ちゃんたちの真意」とやらを理解してもらった上で
靖国参拝しても相手が批判しない、怒らない…という確証を得てから参拝すんのが
ホンマの「謙虚で礼儀正しく誠意ある」態度やと思うで
(相手のことより自分の都合を優先するのは、謙虚でもないし誠意もないんと違うか? 安倍ちゃん…)
それにな、安倍ちゃん、
アンタ、「これからも」 謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって 説明をし…って言うてんねんけど
「これからも」という日本語の意味は、「今までも、そして、これ以後も」…ということやから
ほな、安倍ちゃんは「今まで」謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって 説明をしてきたんか…というたら
そんなことないやんか
そやかて、安倍ちゃん、今までこんなこと言うとったやん↓
う~ん、靖国参拝に対する批判を「クレーム(=イチャモン)」と表現して、
クレームをつけてくる相手が悪い…と開き直る態度のどこが、
「謙虚で 礼儀正しく 誠意ある態度」なんやろか…
またしても、他国からの「理由のある批判」を「脅かし」と表現して、
脅かすような相手が悪い…という、言葉のレッテル張りをするヤツのどこが、
「謙虚で 礼儀正しく 誠意ある態度」やねん!
(安倍ちゃんな、もういっぺん、小学校1年生から国語をやり直した方がええよ…)
ところで、今回の安倍ちゃんの「2013靖国不意打ち参拝」に対しては
中国、韓国、北朝鮮はもとより、台湾、ロシア、EU、そして、我らが親分アメリカまでもが
安倍ちゃんが言うところの「クレーム」をつけてきてんねんけど、
それについても安倍ちゃんは、「そんな脅かしには屈しない」…と、
「毅然と」対応してくれるんやろね…?
(これは安倍ちゃんだけではなく、国内だけで威勢の良いのが特徴である日本のウヨくんたちにも
是非、言行一致を徹底してもらいたいもんですわ…)
何でやろな…と考えてみると、昔は中国も韓国も怒ってへんかったやんけ! …と
言外にアピールしたいんちゃうんか…と思ったりすんねんけど、
念のために言うとくと、日本の総理大臣の靖国参拝が
中国や韓国、北朝鮮から批判を受けるようになったんは
靖国神社が密かにA級戦犯を合祀したのがばれた後に公式参拝した中曽根から…やったんやで
そんで、それ以降は一貫して戦争犯罪人(=A級戦犯)が祀られてる宗教施設に参拝することは
被害者感情を深く傷つけるものである…と言うて批判してるわけやから、
安倍ちゃんに限らず、「昔は中国や韓国も、靖国参拝しても怒ってへんかったやんけ」…と、
もしそういうことを言う人がおったら
「昔はA級戦犯を祀ってへんかったやんけ!」…と、俺は言い返したいわけですわ…
(と言いつつ、実はA級戦犯合祀は、靖国問題の本質ではないねんけどね…)
安倍ちゃんは、自分が以前から
「第一次安倍政権の任期中に 靖国神社に参拝 できなかったことは 痛恨の極みだ」…と
言い続けてきたところ、そんな自分が自民党総裁になって、さらに、
国政選挙にも勝利して総理大臣になったんやから、
「靖国参拝は国民が支持してることや」…と、これまた強弁してるわけやん
そんでもな、一宗教法人に過ぎない靖国神社に内閣総理大臣が公式参拝することは
憲法の定める政教分離原則に明確に違反する行為であって、それで完結する話やから
多数の国民の支持があるから憲法違反してもええねん…なんてべらぼうな主張をされても、
俺、困んねん…
(こんなこと言うてる安倍ちゃんは、憲法というものが特に少数者の人権を守るためにあるということを
まったく理解してへんな… って、なんでそんなヤツが総理大臣やってんねん!)
「随時 国会で 述べて きた」ことがあってん?
アンタ、それどころか、
「侵略の定義なんか定まってない(→そやから、日本は侵略戦争をしたって言われへん)」…って、
そない言うとったやん
(もう、安倍ちゃん、ウソばっかり…)
戦争犯罪人の責任を認めるわけでもなく、かつ、
先の戦争が侵略戦争であるという認識さえ示してないアンタが、
なんで「過去の反省の上に立って」…なんてことが言えるのよ?
(安倍ちゃんな、アンタ、過去の何をどない反省してるのか、
ちゃんとわかるように、その具体的内容を自分の口で言うてよ)
・・・と、ここまで長々と安倍ちゃんの戯れ言につきあって参りましたが
ここまで読んでて、なんか気ーつくことない?
安倍ちゃんを擁護するために外野(=自民の国会議員連中)が
今回の参拝は安倍の「私的参拝」や…と言うてたけど
安倍自身の言葉としては、「私的参拝」とか、「個人の信条に基づいて」…なんていう言葉が
一切出てきてへんやろ
それどころか、今回のコメントでは、自分の靖国参拝は
世界のリーダーたちが行う当然の行為(=公的行為)である…という「珍説」をぶってるやん
これは「私的参拝」言い逃れ路線から決別して、「公的参拝」強行突破を図ろうとする、
恐るべき試みやねんで
というのも、仮に安倍が靖国に参拝したとしても、安倍自身の口から
「これは個人の信条に基づく私的参拝です」…という趣旨のコメントが出るなら
それは、彼らが考える靖国神社参拝の意義(=あくまでも総理大臣が公式に参拝すること)を
実質的に失わせることに繋がって、政治的(宗教的)敗北宣言に等しくなるからやで
(そやから、靖国参拝した安倍自身はダンマリを決め込んで、
周りが「私的参拝」を強調する…という、なんともわかりにくい構図…というか
誤魔化しの構図になってんねんで)
そんでもな、安倍たちがどんなデタラメな屁理屈を並べたところで
公人の靖国神社「公式参拝」は、憲法の定める「政教分離原則」違反である…という、
「国内問題」は動かしようがないし、
では、「外交問題」としての靖国問題はどないやねん?…と言うたら、
中国、韓国、北朝鮮をはじめ、親日(だと彼らが勝手に考えてる)台湾までもが
今回の安倍参拝を速効で批判し、ロシアも、そして我らが親分アメリカも、
さらにはEUからも批判を受けるに至り、結果、世界で日本の立場…というか、
安倍の珍見解に理解を示してくれる国が皆無であることがはっきりして、
「外交問題」としても動かしようがない…ということが
日本の市民にもはっきりくっきりわかったやん
そういう点では今回の安倍の「2013靖国不意打ち参拝」も、
悪いことばっかりではなかったな…と、俺は思たりしてんねん
・・・ということで、
今年1年は、国政選挙2連勝で「我が世の春」を謳歌してる安倍にやられっぱなしやったけど、
あの、飛ぶ鳥を落とす勢いであった橋下徹がいわゆる「慰安婦必要発言」で急降下したように
今回の安倍の「2013靖国不意打ち参拝」が安倍急降下のきっかけになる可能性も少なくありません
そういうことも含めて、来る2014年は(安倍)自民党に対する反転攻勢の年にできたらええな…と
希望に燃えてる、なんでやねん五郎でした。。。
ツッコミを入れながら、話を膨らませていくシリーズの3回目、
今回のテーマは…と言いたいトコやけど、もう今回でこのシリーズはお終いにするべく
いろんなコトを書いたので、今回のテーマはいろいろたくさん…です
(最初に言うときますけど、今回のエントリーはめっちゃ長くなったので、例によって、
ヒマつぶししてるヒマなんかないぞ…というかたは、スルーして頂くのもよいかも知れません…)
では、安倍ちゃんの言い訳コメントの続きから…
えー、そして まっ同時に、えー 靖国 いー 神社の おー 境内に いー あります えー 鎮霊社にも お参りを して まいりました。えー、鎮霊社には靖国 いー 神社に祀られていない えー すべての 戦場に 倒れた人々、日本人だけではなくて諸外国の人々も含めて すべての戦場で 倒れた 人々の 慰霊のための お社であります。その鎮霊社にお参りを致しまして、すべての 戦争 において 命を落とされた人々のために 手を合わせ ご冥福を お祈りをし、そして、二度と再び戦争の 惨禍 によって人々の苦しむ ことのない時代をつくる、との決意を込めて 不戦の誓いを致しました。出た~、安倍ちゃんの新ネタ「鎮霊社」…
(これ、誰のアイデアやねんやろな…? →絶対安倍ちゃんとちゃうで…)
安倍ちゃんがいきなり「鎮霊社」なるもんの説明を唐突に始めたのは
「ボクは靖国に『不戦の誓い』をしに行ったんや、A級戦犯に頭を下げに行ったんやない」…ということを
アピールする狙いがあるのがミエミエで、実はこの「(靖国で)不戦の誓い」ネタを
安倍ちゃんが披露すんのも初めてのような気がすんねんけど (→これも誰かのアイデアやろな…)
真剣に「不戦の誓い」とやらをしたいんやったら、
今でも、先の戦争を「自衛戦争」「アジア解放の戦い」と主張して何の反省もしてない靖国神社…
というよりも、戦争のときに「戦争遂行勢力の主要メンバー(=宗教的旗振り役)」を務めて
無謀な侵略戦争に若者を駆り出し、多くの犠牲者を出した靖国神社というところは
「不戦の誓い」に一番ふさわしくない場所やないのか? 安倍ちゃん…
(もう、言うてることとやってることが真逆…)
で、「鎮霊社」には、日本だけではなく世界中の戦死者が祀られてるから…と言うたら
なんか世界が靖国参拝を大目に見てくれる…とでも思たんかどうか知らんけど
そんな甘ったるい話がどこにあんねん!
(→まぁ、そんな甘ったるい話が通用すんのは、安倍ちゃんのとろけそうな頭の中だけやで…)
それにな、先の戦争をまったく反省してない靖国神社の境内に勝手に祀られても
世界各国の戦死者やその遺族はまったくうれしないで…
(…というか、「勝手に祀んな、ボケ!」…と、靖国神社に抗議したいところやないかな?)
※ちなみに、この「鎮霊社」というもんは、敗戦後20年も経った1965年に
当時の宮司の思いつきで突然つくられたもんで、なんと、2006年10月までは、
一般参拝もできなかった(…というか、させなかった)という極めて「アリバイ的施設」に過ぎず、
要するに、靖国神社の本質にはまったく関係のない、とってつけたような施設ですわ…)
(記者)-総理、今日は12月26日、安倍政権発足してちょうど1年となる日です。う~ん、安倍ちゃん自身がいみじくも言うてるように、、
なぜこの日を参拝の日として選ばれたんでしょうか?
えー まっ、残念ながら、靖国神社参拝自体が 政治問題、外交問題 化している わけでありますが、そのなかにおいて、えー 政権が発足して1年、この おー 1年の安倍政権の歩みをご報告をし、そして、二度と再び戦争の惨禍によって人々が 苦しむことのない時代をつくる、との 誓いを、この決意を お伝え するために この日を選びました。
「靖国神社参拝自体が 政治問題、外交問題 化している わけでありますが、そのなかにおいて…」
アンタが堂々と靖国神社に参ってるのは、いったいどういうつもりなん?
(これって、前フリとその後の内容がまったく繋がれへん話になってるやん…)
それにな、安倍ちゃん、
なんでアンタの1年の業務報告を靖国神社でせなあかんねん?
(アンタ、業務報告する場所と対象をまちごうてるんやないか?)
アンタの業務報告っていうたら、それは「総理大臣としての職務の報告」やろ
(そやかて、アンタ自身が「1年の安倍政権の歩みをご報告をし」…って言うてるもんな)
それは、明らかにアンタの「公的な職務の報告」ってことやねんから
こんなんどないしたって「総理大臣としての行為(=公式参拝)」になっとるやん
(これは開き直ってるのか、それとも、自分で自分の言うてる言葉の意味を
理解できてないかのどっちかやで… って、こんなんどっちにしてもアカンやろ…)
(記者)-中国、韓国をはじめとしてですね、海外からは安倍総理が靖国神社に参拝することにあのね、安倍ちゃん、
根強い批判の声があります。今後はどのように説明されていくおつもりでしょうか?
あの 靖国神社 の参拝 はですね、えー、いわゆる戦犯を 崇拝する行為である、と、まっ、誤解に基づく批判が ありますが、えー、私は、あー、1年間この歩みを 御英霊に対してご報告をする、そして、えー、二度と戦争の惨禍 の中で人々が苦しむことのない時代をつくっていくという決意をお伝えするために参拝を おー 致しました。
靖国神社が戦争犯罪人であるA級戦犯を祭神として祀ってるのは
もう世界が知ってる「事実」であって、そういう宗教施設に日本の政治リーダーが参ることが
対外的にどない受け止められるか…というのは、
人として最低限の想像力があったらわかりそうに思うねんけどなぁ…
何回も言うけど、靖国神社そのものが先の戦争を
「日本の自衛戦争」、「アジア解放の戦い」…なんてベラボウなことを主張してんねんから
そういう靖国神社にわざわざ参拝して、
A級戦犯を含めて「英霊」として崇め称える(=尊崇の念を表する)安倍ちゃんの姿は
もはや「誤解」のしようがないと思うねんけど、どこまでいっても「誤解」するほうが悪い…と
相手に責任転化するつもりやねんな…
もとより、中国あるいは韓国の人々 の気持ちを傷つける、そんな考えは 毛頭ございません。それは靖国神社に参拝をしてこられた 歴代の 総理大臣とまったく同じ 考え であります。人を傷つける考えは毛頭ない…と言いながら、人が最も嫌がることをする…というのは
いったい、どない理解したらええねんやろか… (というか、こんなん到底理解なんかでけへんで)
俺、この安倍ちゃんの言い分を聞いてると、
「人の気持ちを傷つける意図なんかない」と言い張ったら、こっちは悪くなくなる…という、
まことに自分に都合のいい屁理屈を展開して開き直ってるようにしか思われへんねんけど、
少なくとも、相手が嫌がることが事前にはっきりわかってることは避ける…というのが
国と国とのつきあい方…というか、人と人とのつきあい方の基本やないやろか…
(俺な、そういう基本中の基本をわかってへん安倍ちゃんたちがたびたび「道徳」を語るから、
もう呆れてんねん…)
で、安倍ちゃんは靖国神社に参拝してきた歴代の総理まで引き合いに出して
自分とおんなじ気持ちのはずや…と、かなり強引なこじつけをしてるけど
「オマエ、一人一人の気持ちを聞いてきたんかい!」
…と、俺は強烈にツッコむで
母を残し、愛する 妻や子を残し、戦場で 散った 英霊の ご冥福をお祈りをし、そして、リーダーとして 手を合わせる、このことは えー 世界 共通の リーダーの 姿勢では ないでしょうか。これ以外のものではまったくない、ということをですね、これから 理解をして頂くための努力を 重ねて いきたいと 考えて います。もう、ここかて、「日本人(だけ)の情感に訴える作戦」でいったら誤魔化せるとでも思てるんかな…
(これは、安倍ちゃんの取り巻きとなってる某作家の受け売りか…?)
そやからね、安倍ちゃん、
「母を残し、愛する 妻や子を残し、」て戦場にかり出された兵隊さんたちは
いったい何のために誰のせいで、「命を散らされた」のよ?
(アンタが参った靖国神社は、兵隊さんに戦場へ行くことを奨励・鼓舞した張本人やないか!)
そんでな、安倍ちゃん、
アンタが靖国神社に参るのと、世界の国のリーダーたちが戦死者を追悼することを
ごっちゃにしてしゃべるのはええ加減にやめてほしいねん
そやかて、世界の政治リーダーが自国の戦死者や他国の戦死者を追悼する場所ってどこなん?
それは、アメリカの「アーリントン墓地(の中の無名戦士の墓)」に代表される、
公的な無宗教の施設(墓地)やんか
(そんなん、アンタも日本の首相としてアーリントン墓地のなかにある無名戦士の墓に
献花に行ったことがあるからわかってるはずやん)
ほな、この前、アメリカから日本に来たケリー国務長官とヘーゲル国防長官が
日本軍の戦死者を追悼するために献花に訪れたんは、いったいどこやったん?
それは、靖国神社とちゃうやろ
そこは、国立無宗教の施設である「千鳥ケ淵戦没者墓苑」やったやん
俺、そこまで安倍ちゃんが強弁するんやったら、アメリカのケリーやヘーゲル、あるいは
来年の春に訪日すると言われてるオバマ大統領を靖国神社に連れていって
献花させてから言うて欲しいねん (→そんなん絶対無理やで!)
そやからね、安倍ちゃん、
今後は、日本の首相が靖国に参拝することは、世界各国のリーダーが
自国の戦死者を追悼することとおんなじや…なんていう、
とんでもないこじつけを披露すんのは、めっちゃ恥ずかしいからやめてね
(と同時に、安倍ちゃん以外の「公人が靖国神社に公式参拝して何が悪いねん派」のみなさんも
そういうアホみたいなことを言うのはやめてね…)
ここで、俺から安倍ちゃんに一言…
靖国神社(のような特定の宗教法人の施設) にですね リーダーとして 手を合わせる、このことは えー 世界 共通の リーダーの 姿勢では まったくありません。 ということをですね、これから 理解をして頂きたいと 考えて います。
(わかったかな? 安倍ちゃん…)
また日本は戦後、自由と民主主義を 守って まいりました。そしてそのもとに 平和国家としての歩みを ひたすら 歩んできた。この 基本姿勢は 一貫しています。この点において、一点の曇りも ございません。これからも 謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって 説明をし そして 対話を 対話を求めていきたいと思います。ここもまた意味不明やねんけど、日本が「一応」平和国家として歩んできた…ということと
安倍ちゃんの靖国参拝の話に、いったいどんな結びつきがあんのか、俺、ようわからんねん
(俺、「それはそれ、これはこれ…」やと思うで)
安倍ちゃんがホンマに「謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって」るんやったら
少なくとも相手(→中国や韓国、北朝鮮)に「安倍ちゃんたちの真意」とやらを理解してもらった上で
靖国参拝しても相手が批判しない、怒らない…という確証を得てから参拝すんのが
ホンマの「謙虚で礼儀正しく誠意ある」態度やと思うで
(相手のことより自分の都合を優先するのは、謙虚でもないし誠意もないんと違うか? 安倍ちゃん…)
それにな、安倍ちゃん、
アンタ、「これからも」 謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって 説明をし…って言うてんねんけど
「これからも」という日本語の意味は、「今までも、そして、これ以後も」…ということやから
ほな、安倍ちゃんは「今まで」謙虚に 礼儀正しく 誠意をもって 説明をしてきたんか…というたら
そんなことないやんか
そやかて、安倍ちゃん、今までこんなこと言うとったやん↓
「国のリーダーが国のために命をかけた英霊に尊崇の念を表すことに外国からクレームをつけられるいわれはない」(2012.11.30:野党時代の党首討論)
う~ん、靖国参拝に対する批判を「クレーム(=イチャモン)」と表現して、
クレームをつけてくる相手が悪い…と開き直る態度のどこが、
「謙虚で 礼儀正しく 誠意ある態度」なんやろか…
「国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前。どんな脅かしにも屈しない。その自由は確保している」(2013.4.24:首相として衆院予算委員会)
またしても、他国からの「理由のある批判」を「脅かし」と表現して、
脅かすような相手が悪い…という、言葉のレッテル張りをするヤツのどこが、
「謙虚で 礼儀正しく 誠意ある態度」やねん!
(安倍ちゃんな、もういっぺん、小学校1年生から国語をやり直した方がええよ…)
ところで、今回の安倍ちゃんの「2013靖国不意打ち参拝」に対しては
中国、韓国、北朝鮮はもとより、台湾、ロシア、EU、そして、我らが親分アメリカまでもが
安倍ちゃんが言うところの「クレーム」をつけてきてんねんけど、
それについても安倍ちゃんは、「そんな脅かしには屈しない」…と、
「毅然と」対応してくれるんやろね…?
(これは安倍ちゃんだけではなく、国内だけで威勢の良いのが特徴である日本のウヨくんたちにも
是非、言行一致を徹底してもらいたいもんですわ…)
(記者)-中国、韓国のそれぞれの国のリーダーに対してですね、安倍ちゃんが今回、自民党の過去の総理大臣の靖国参拝を盛んに取り上げてるのは
直接説明したいというお考えはおありですか?
あの 是非ですね、えー この、気持ちを 直接 説明をしたいと え 思います。えー、戦後、多くの 首相は 靖国神社に参拝をして います。吉田茂総理も そうでありました。近年でも 中曽根総理、あるいはその前の 大平総理もそうでした。そしてまた、えー、橋元総理も 小泉総理も そうでしたが、すべての靖国神社に参拝をした総理は 中国、韓国と 友好関係をさらに築いていきたい、そう願っていました。日中関係、そして日韓関係は大切な関係であり、この 関係を 確固たるものにしていくことこそ 日本の国益だと そう みなさん 信念として 持っておられた。えー、その ことも含めてですね、説明をさせて頂く機会が あれば、ほんとにありがたいと思っています。
何でやろな…と考えてみると、昔は中国も韓国も怒ってへんかったやんけ! …と
言外にアピールしたいんちゃうんか…と思ったりすんねんけど、
念のために言うとくと、日本の総理大臣の靖国参拝が
中国や韓国、北朝鮮から批判を受けるようになったんは
靖国神社が密かにA級戦犯を合祀したのがばれた後に公式参拝した中曽根から…やったんやで
そんで、それ以降は一貫して戦争犯罪人(=A級戦犯)が祀られてる宗教施設に参拝することは
被害者感情を深く傷つけるものである…と言うて批判してるわけやから、
安倍ちゃんに限らず、「昔は中国や韓国も、靖国参拝しても怒ってへんかったやんけ」…と、
もしそういうことを言う人がおったら
「昔はA級戦犯を祀ってへんかったやんけ!」…と、俺は言い返したいわけですわ…
(と言いつつ、実はA級戦犯合祀は、靖国問題の本質ではないねんけどね…)
(記者)-総理、最後に、二年後三年後、今後もですね、靖国神社にはここも安倍ちゃんが思いっきり開き直ってるトコでな、
定期的に参拝される…たいというお考えはおありでしょうか?
あの 今後のことについてですね、この場で えー お話しをすることは差し控えさして頂きたいと 思います。えー、わたくしは、えー、第一次安倍政権の任期中に 靖国神社に参拝 できなかったことは 痛恨の極みだと、このように申し上げて まいりました。それは総裁選においても、あるいは、衆議院選挙の時 においても、そう述べてまいりました。その上で私は 総裁に選出をされ、そして総理大臣と なった わけで ございます。えー、私は、えー、これからもですね、えー、私の参拝 の 意味 について理解をして 頂くための努力を 重ねていきたいと思います。
安倍ちゃんは、自分が以前から
「第一次安倍政権の任期中に 靖国神社に参拝 できなかったことは 痛恨の極みだ」…と
言い続けてきたところ、そんな自分が自民党総裁になって、さらに、
国政選挙にも勝利して総理大臣になったんやから、
「靖国参拝は国民が支持してることや」…と、これまた強弁してるわけやん
そんでもな、一宗教法人に過ぎない靖国神社に内閣総理大臣が公式参拝することは
憲法の定める政教分離原則に明確に違反する行為であって、それで完結する話やから
多数の国民の支持があるから憲法違反してもええねん…なんてべらぼうな主張をされても、
俺、困んねん…
(こんなこと言うてる安倍ちゃんは、憲法というものが特に少数者の人権を守るためにあるということを
まったく理解してへんな… って、なんでそんなヤツが総理大臣やってんねん!)
(記者)-総理、(靖国神社には)多くの戦犯の方が祀られていますが、安倍ちゃんな、アンタがいつ、日本の戦争犯罪人(戦犯)の責任について
戦争指導者の責任に関してはどのようにお考えですか?
あのー、お、それは、えー、今までも 随時 国会で 述べて きた 通り であります。
我々は 過去の 反省の上に立って えー、戦後 しっかりと人権を 基本的人権を守り、そして、民主主義、えー、そして自由な日本をつくって えー まいりました。そして今や、そのなかにおいて、世界の平和に 貢献をしている わけで ございます。今後もその歩みにはいささかも変わりがないということは 重ねて申し上げたいと 思います。
「随時 国会で 述べて きた」ことがあってん?
アンタ、それどころか、
「侵略の定義なんか定まってない(→そやから、日本は侵略戦争をしたって言われへん)」…って、
そない言うとったやん
(もう、安倍ちゃん、ウソばっかり…)
戦争犯罪人の責任を認めるわけでもなく、かつ、
先の戦争が侵略戦争であるという認識さえ示してないアンタが、
なんで「過去の反省の上に立って」…なんてことが言えるのよ?
(安倍ちゃんな、アンタ、過去の何をどない反省してるのか、
ちゃんとわかるように、その具体的内容を自分の口で言うてよ)
・・・と、ここまで長々と安倍ちゃんの戯れ言につきあって参りましたが
ここまで読んでて、なんか気ーつくことない?
安倍ちゃんを擁護するために外野(=自民の国会議員連中)が
今回の参拝は安倍の「私的参拝」や…と言うてたけど
安倍自身の言葉としては、「私的参拝」とか、「個人の信条に基づいて」…なんていう言葉が
一切出てきてへんやろ
それどころか、今回のコメントでは、自分の靖国参拝は
世界のリーダーたちが行う当然の行為(=公的行為)である…という「珍説」をぶってるやん
これは「私的参拝」言い逃れ路線から決別して、「公的参拝」強行突破を図ろうとする、
恐るべき試みやねんで
というのも、仮に安倍が靖国に参拝したとしても、安倍自身の口から
「これは個人の信条に基づく私的参拝です」…という趣旨のコメントが出るなら
それは、彼らが考える靖国神社参拝の意義(=あくまでも総理大臣が公式に参拝すること)を
実質的に失わせることに繋がって、政治的(宗教的)敗北宣言に等しくなるからやで
(そやから、靖国参拝した安倍自身はダンマリを決め込んで、
周りが「私的参拝」を強調する…という、なんともわかりにくい構図…というか
誤魔化しの構図になってんねんで)
そんでもな、安倍たちがどんなデタラメな屁理屈を並べたところで
公人の靖国神社「公式参拝」は、憲法の定める「政教分離原則」違反である…という、
「国内問題」は動かしようがないし、
では、「外交問題」としての靖国問題はどないやねん?…と言うたら、
中国、韓国、北朝鮮をはじめ、親日(だと彼らが勝手に考えてる)台湾までもが
今回の安倍参拝を速効で批判し、ロシアも、そして我らが親分アメリカも、
さらにはEUからも批判を受けるに至り、結果、世界で日本の立場…というか、
安倍の珍見解に理解を示してくれる国が皆無であることがはっきりして、
「外交問題」としても動かしようがない…ということが
日本の市民にもはっきりくっきりわかったやん
そういう点では今回の安倍の「2013靖国不意打ち参拝」も、
悪いことばっかりではなかったな…と、俺は思たりしてんねん
・・・ということで、
今年1年は、国政選挙2連勝で「我が世の春」を謳歌してる安倍にやられっぱなしやったけど、
あの、飛ぶ鳥を落とす勢いであった橋下徹がいわゆる「慰安婦必要発言」で急降下したように
今回の安倍の「2013靖国不意打ち参拝」が安倍急降下のきっかけになる可能性も少なくありません
そういうことも含めて、来る2014年は(安倍)自民党に対する反転攻勢の年にできたらええな…と
希望に燃えてる、なんでやねん五郎でした。。。