2012年06月

首相官邸前と大阪関電本社前

昨日、首相官邸周辺にすごい数の人が集まったみたいやね。

警察発表では1万5千人ゆうことやけど、この写真みて欲しいねん↓

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もひとつ↓
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これ、首相官邸前を上空から撮った写真やねん。

この写真に写ってる人の数だけでも、警察発表の1万5千人なんか、軽く超えてるやろ。

警察はいっつもウソばっかりや…(ウソつきは泥棒のはじまりやで!)


このデモを報じた、昨日の「報道ステーション」見たらな

デモ参加者は首相官邸前から最寄りの霞ヶ関駅まで繋がってたから、もう

数えきれんぐらいすごい数の人があの場所に集まってたみたいやで。 (多分、20万人近く)


そんで、これは大阪中之島にある感電本社…やなかった、関電本社前の写真やで↓

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首相官邸前同様、昨日は今までで一番たくさん集まってたわ。 

俺、関電前におってんけど、昨日はホンマにいろんな人が来てたわ。

すごい高齢のご夫婦が、おそろいのプラカードこさえて来てはったり

子どもを連れた若いお母さん、ご夫婦もたくさん来てたわ。

俺、そういう人ら見てるだけで、なんかお腹がいっぱいになったで。


この出来事について、書いてるtweetを少しだけ紹介しとくわな。

首相官邸前、大阪関電本店前共に、金曜定例抗議行動を始めてからこの三ヶ月間で二十倍の人が集まるようになった。多くは、子供連れのママさんや老夫婦、音楽人等、抗議行動やデモ初参加の人達。心労絶えない主催者の真摯で粘り強い活動に、心より敬意!

2012年は日本史に残る。もう誰も止められない。魂の叫びを口に出すことを、日本に住む人々が取り戻し始めた。でも、単に歴史に残っても意味がない。原発がなくならなければ。自由に抗議の声を上げられる環境を作り出さなければ。子連れで来ても安全・安心な場所を作りだし、それが続かなければ。

徹頭徹尾お金持ちに配慮するじみんとう

まぁ、「じみんとう」という政党は、昔からお金持ち優遇がお約束の政党やから

今さら…という感じがせんでもないけど、ちょっとだけ書いておきたいねん。


消費増税法案が衆院で成立した基礎になった民・自・公の「三党合意」ゆうのがあんねん。

「三党合意」ゆうのは、与党民主党が目指す

「税と社会保障の一体改革」の中身に関するもんやねんけど

その「一体改革」の中に当初あったもんが、自・公に消費増税に賛成してもらうために

いろいろ骨抜きになってもうてん。


その中で、一番象徴的なもんを紹介するわ。

当初はな、所得税の最高税率を40%から45%に引き上げるはずやってん。

所得税の最高税率が適用されるんは、課税所得5千万円を超える超お金持ちの人らやねん。

俺な、世の中不景気で、税収があがらんと国の借金が増えて、そんでもって

市民のほとんどが苦しい生活を強いられてる現状を考えたらな、

課税所得5千万円を超える超お金持ちの人の所得税率を

5%上げるくらいのことはしてもええと思うねんで。

そんでもな、じみんとうはそんなことしたら「富裕層の海外移住につながる」…ゆうて反対して

この件はなかったことになってんて。


まぁ、こんな反対の理由はホンマに屁理屈にもならん理由やねんけど

ここまで露骨に超お金持ちに配慮する…ゆうのは、考えてみたらすごいわな。

そやかてな、この「三党合意」ゆうのは、一言でゆうたら「消費税を上げるための三党合意」やん。

消費税は低所得者(=貧乏人)ほど、収入に占める負担率が高くなる逆進性がある税金やん。

とするとな、消費税率を上げれば上げるほど、その逆進性も酷くなるんやから

その見返りとして、所得税の累進性を上げることが

社会的公平(税負担の公平性)に繋がる話になるはずやん。


それやのに、かたや貧乏人の負担が増える消費増税を決めておきながら

かたや超お金持ちの負担が(ちょっとだけ)増える最高税率のアップは見送り…ゆうのは

そら、通らん話やないのかな?


それが「通る話」になってるのが、俺、なんともやりきれんねん。。。

ヘタ打ったのはアンタもおんなじ…飯田哲也さん

いやいや、目クソくんが鼻クソくんことをどうのこうのとゆうてる図は、滑稽というか、哀れというか

なんてゆうたらええねんやろ…


原発再稼働で「橋下さんはヘタ打った」と大阪府市の元ブレーン・飯田哲也氏

週刊朝日 6月26日(火)14時57分配信

これまで、原発再稼働反対を訴え続けていた橋下徹大阪市長が、突如としてその姿勢を変え、大きな波紋となった。橋下市長が再稼働に舵を切った当時、大阪府市の特別顧問に就いていた飯田哲也(てつなり)氏は、何でそういう話を持ち出したのか、理解不能だったという。そして、その後の橋下市長との話し合いを振り返り、自身が6月15日付で顧問を辞めたいきさつをこう語る。

*  *  *
橋下さんが大飯原発の夏季限定稼働を言い出したのは、5月19日の関西広域連合の委員会でした。

それで翌週の22日に、「きちっとそのあたりの話を詰めましょう」ということで、橋下さんと松井(一郎・大阪府知事)さん、古賀(茂明・特別顧問)さんと私の4人で食事をしながらかなりじっくり話し合いました。そのときに、松井さんは「電力は足りるんだね」と言ってくれたんですが、橋下さんは「もう足りる、足りないという話はモードとして終わったんでね」と言ったんです。私は「あれ?」と思いました。終わるどころか、その話はいちばん重要なので、なんでそういうことを言われるのかな、と。意図が理解できなかったですね。

後になって、関西広域連合の中で原発を推進したい意見があって、橋下さんたちが限定再稼働の線まで押し戻した、という話を聞きました。しかし、結果としてこのトリッキーな提案で「再稼働ストップ」の戦略は総崩れとなりました。

私自身は、橋下さんに幻滅したというより、「センス悪いな」と感じましたね。結果として橋下さんはこれで評価を落とした。官邸はどうせ押し切ってくるのだから、橋下さんは最後の最後まで「再稼働は認められない」と頑張ればよかったんです。

それが正しいし、ポピュリズムの見地から見ても橋下さんの人気はもっと高まったでしょう。イメージ戦略から言っても誤っています。橋下さんはヘタ打ったな、と思います。

※週刊朝日 2012年7月6日号

もうこの記事、ツッコミどころ満載やねん。

俺かてな、過去の一時期、飯田の哲ちゃんが「こっち側の人」やと思てたことがあってんけど

(その根拠はゆうたら、雑誌『世界』に出てたから…という非常に単純な理由なねんけど…)

そんな哲ちゃんが徹ちゃん(=橋下徹大阪市長)の下にはせ参じたから、俺、その時きーついてん。


俺よりも2万倍頭のええ哲ちゃんは、徹ちゃん(の人気)を「利用しよう」と思たんやろけど

哲ちゃんは徹ちゃんの「なんちゃって脱原発」というウソ気を

本気に見せるカムフラージュする道具に使われただけやん。

結局、徹ちゃんの方が哲ちゃんより一枚(ずるがしこさが)上やったゆうことやんか。

そやから俺の目には、今さら哲ちゃんが何を言おうと、「負け犬の遠吠え」「引かれ者の小唄」

はたまた、「目クソが鼻クソを笑う」ようにしか映らへんねんけどな。


俺、哲ちゃんの言葉をそのまま哲ちゃんに言いたいねん

何で徹ちゃんのもとへ行ったのか、理解不能だった」

「意図が理解できなかった」

「私自身は、哲ちゃんに幻滅したというより、「センス悪いな」と感じましたね。
  結果として哲ちゃんはこれで評価を落とした。」


「哲ちゃんはヘタ打ったな」

ってな。


そんでも、週刊誌の記者にこんな「恨み節」…やない、「負け惜しみ」ゆうてる哲ちゃんが

「後になって、関西広域連合の中で原発を推進したい意見があって、
  橋下さんたちが限定再稼働の線まで押し戻した、という話を聞きました」

…なんてことゆうて、いまだに徹ちゃんヨイショをしてるんか、

やっぱり俺の単純な頭では「理解不能」やわ。

(みんな、こんなガセネタ信じたらアカンで…)

福島県に新しい原発を造りたいという東北電力

俺、こんな話、信じられへん…


twitterで見つけてんけど↓
先日の株主総会で浪江・小高原発の白紙撤回を求める株主提案に立地自治体の福島県、南相馬市、浪江町は賛成したが、宮城県や仙台市などが反対し、提案はなんと否決された!小高は4月に立ち入り制限が解除されたばかり。浪江は依然として高い線量。そんなところにまだ原発を作ろうなんて狂ってる!!

浪江・小高原発ゆうのは、東北電力が福島県に建設を準備してた原発やねんけど

その計画の白紙撤回を求める株主提案に、宮城県と仙台市がなんと反対してんて

いやぁ、このtweet、なんかの間違い違うんか…と俺は思て、別の記事探してみたらな↓

県は賛成 浪江・小高原発白紙案

朝日新聞 福島 2012年06月28日

●東北電力の株主総会 宮城、青森などは反対
 東北電力は27日、仙台市で株主総会を開いた。脱原発を訴える株主が提案した3議案はいずれも否決されたが、株主でもある自治体の賛否は福島県とそれ以外で分かれ、東京電力福島第一原発事故の受け止め方の違いが浮かび上がった。

 否決されたのは「脱原発東北電力株主の会」(篠原弘典代表、株主数261人)の提案。(1)再生可能エネルギーへの投資拡大(2)女川原発(宮城県)と東通原発(青森県)の再稼働に条件付与(3)浪江・小高原発(福島県)の建設計画を白紙撤回――を定款に明記する内容だが、いずれも9割超が反対に回った。宮城県、仙台市、青森県はすべての議案に反対。「定款を変えてまでやるものではない」といった理由だった。

やっぱり、ホンマやった…


福島県は、あんな酷い原発事故があって、もう県内の原発は全部なくすぞ…ゆうてるやん

それやのに、これから福島県に新しい原発を造る計画をそのまま維持するゆうてる

東北電力も東北電力なんやけど

それに賛成する宮城県とか仙台市とか青森県って、いったいどんな神経してんねん!


なんか、もう… 

なんとゆうてええのか、俺、わからんわ。。。

削る~、削る~よ、徹ちゃんは削る~

徹ちゃん(=橋下徹大阪市長)が「大阪市政改革の最終案」を発表してんて。

まぁ、一言でゆうたら、

♪削る~、削る~よ、徹ちゃんは削る~♪  (←「時代」のメロディでお願いね)

…と、中島みゆきに歌ってもらわなあかんような内容でな、とにかく削る話ばっかりやねん。


順に、その削り方見てみよか

・敬老パス…13年度から更新料を年3千円徴収、さらに14年度から一回当たり50円を自己負担

この敬老パスが、実は一番もめてたみたいやねん

大阪市は今まで70歳以上の人に敬老パスを与えてて(希望者のみ)、

大阪市営交通(地下鉄及びバス)の利用料はタダやってん。

その「タダ」をやめる…ゆうことやから、これはかなり反発が大きかったみたいでな

そんでも、「他の市でも同様の制度はあるけど、タダは大阪市だけや」…ゆうて

結局、一部自己負担を導入する…ゆうことで、決着したみたいやわ。

(決着ゆうても、維新と公明党の間だけやけど、それで大阪市議会の過半数やからほぼ決まりやで)


俺、ここでこの一番もめてた「敬老パス」のこと考えてみたいねんけど

この制度は大阪市の地下鉄とバスが「大阪市営」やから、やってきた制度やん。

とするとな、今、一部自己負担を導入する…とかなんとかゆうてもめてたんやけど

徹ちゃんは、地下鉄もバスも将来は民営化するぞ…ゆうてるやん。

そんで地下鉄とバスが民営化、つまり、大阪市のもんでなくなったら

一部自己負担がどうのこうの…という話やなくて、「敬老パス」そのものがなくなる…ゆう話になるやん。

今、敬老パスもらってる人ら、多分、年3千円の更新料取られたり、

一回当たり50円負担せなあかんだけでも、おもろないなぁ…と思てはると想像するけど

徹ちゃんの(民営化)プランに従えば、近いうちに「敬老パス」そのものがなくなる…と

そうゆうとこまでみなさん考えてはんのかな?

(考えてへんかったら、考えてみて欲しいなぁ)


・上下水道…高齢者や障がい者世帯の基本料金の減免を廃止

これも、敬老パス同様、みごとに高齢者ねらい打ちで、さらに、障がい者だって容赦しねぇ…って

それが徹ちゃんのお気持ちみたい。。。


・新婚家庭家賃補助…段階的に廃止し、将来住宅取得のためのローン金利補給制度へ

さて、賃貸に暮らす人に対する「家賃補助」と、

住宅を取得した人に対するローンの「金利補給」では

どちらが貧乏人に優しい制度でしょうか?

答えは…言わなくてもわかるやんね。

俺やったら、家買うお金もってる人より、家買うお金をもってない人を助けたいけどな。。。


国民健康保険料…収入に占める国保料の負担割合を府内の他市並みに引き上げ

これ、「収入に占める国保料の負担割合を府内の他市並みに…」とゆうてんねんけど

大阪市の国保料、今でも高いねんけどなぁ… (←当事者は語る)

(ちなみに、お隣りの吹田市は国保料もっと安いで)


・コミュニティーバス…地域密着型の通称「赤バス」に対する補助は全額カット

まぁ、補助が全額カットされたら、赤バスは風前の灯火やな…


・男女共同参画センター…市内5館をすべて廃止

さすがは徹ちゃん、男女平等が煙たいみたい…


・放課後事業…無料の子どもの家事業を有料の学童保育事業に移行

これが、徹ちゃんのゆうてる「教育改革」、「(子育て)現役世代支援」の一つだそうです…



徹ちゃんの「改革」の中身はこんな感じなんやけど

こんなんで、ええんでしょうかね?

もうそろそろ、きーついてもおかしくないと思うんやけど。。。